袋井市にある秋葉総本殿可睡斎に行ってきました。
目的は家康を匿ったとされる出世六の字穴と護国塔の見学です。
遠江の紅葉も見ごろに
暖冬の影響かあまり紅葉が進んでいませんでしたが、今頃になってやっと中部地方でも紅葉が見られるようになってきました。可睡斎もなかなか良い感じに色づいてきています。
出世六の字穴
幼稚園に通ったころ、何度か遠足で行った六の字穴。懐かしくなって35年ぶり位に行ってみました。
六の字穴という名前は字の通り数字の6の形をした洞窟で…と思っていたのですがよく考えるとおかしい。アラビア数字って明治時代位からのはずなので、それだと江戸時代から言われたとしても整合性がつきません。調べてみたところ、どうやら観音様が由来のようです。
出世六の字穴
戦国時代、三方原の戦いで武田信玄率いる武田勢に追われた徳川家康公が、可睡斎の洞穴に隠れて命拾いをしたと伝えられる洞穴です。その後、徳川家康公は国を平定し、天下泰平の世を作ったという出世の故事になぞらえて、出世六の字穴と呼ばれるようになりました。六の字とは、六観音(正観音、千手馬頭、十一面、準胝、如意輪)から名付けたものと言われています。歴史のドラマを感じる不思議な洞穴です。内部は数字の6の字の形状をしており、ぐるりと回る穴となっています。現在入洞は禁止となっています。
引用:秋葉総本山 可睡斎 HP 境内案内
六の字穴入洞再開されたってよ
私は知らなかったのですが、中日新聞によると県外の洞穴事故をきっかけに立ち入りが禁止されていたようですが2023年3月26日より再開していたようです。
再開セレモニーもしていたようですから、せめて可睡斎のウェブサイトは入洞禁止の記載は修正した方が良いように思います。
ネオンカラーのライトアップはいらない気がする
幼稚園の時に真っ暗で先生や友達と手を繋ぎながら入ったのを思い出しながら行ってみると、入り口は記憶通りの洞穴が現れテンションが上がりました。
おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉ!。
ん?なんか当時の記憶と違うぞ。
ネオンカラーのライトアップ(しかも時間経過で色が切り替わる)が無駄にエロいな・・・
本当はもっと奥に入りたかったのですが、特に何の記載が無い事と、人もいなかったので撮影で今立っている場所よりも奥に行くのは遠慮しておきました。ちなみにライトアップは安全性の観点から必要だとは思うけども、もう少し品の良いライトアップにしてほしいなと思いました。
記憶と若干違ったものの満足
幼稚園当時、真っ暗で怖いながらもワクワクしながら潜り抜けた六の字穴。とても懐かしい気持ちになれました。現在までしっかりと保存してくれている可睡斎さんにはとても感謝をしています。今後も保存期待しています。