米国株で配当金や分配金を得ているとアメリカに無条件で10%の現地課税がかかります。この一部を確定申告で取り戻せるのですが、確定申告は外国税額控除の解説が少なく分かりにくいです。
確定申告は国税庁のe-taxが簡単
毎年この時期になると確定申告の申告書作成のサイトが立ち上がるのでWEB経由で確定申告をしています。この確定申告特集のサイトを使うと誰でも非常に簡単に確定申告を行えるので便利です。やり方等は確定申告特集のwebサイトにもありますので、是非挑戦してみてください。
マイナポータルとe-私書箱の連携が便利
マイナポータルでe-私書箱と各種企業と連携していれば、確定申告書作成時に一括取得してくれますので申告忘れの防止や、年末に来る控除用の資料などの保管に悩むことがなくなりますので安心です。
〇e-私書箱と連携可能なサービス
- 証券会社
- 保険会社(生命保険・損害保険)
- ふるさと納税サイト
- iDeco
ただ、楽天ふるさと納税はいちいち事前に楽天ふるさと納税のwebサイトで証明書電子発行申請手続きしなければならないのはイケていません。楽天は猛省してください。
e-私書箱は証券会社の連携企業が少ない
このe-私書箱ですが、保険系サービスは連携企業が充実しているのですが、証券会社は対応しているところが少ないのが欠点です。ネット証券ですと下記位しか対応していないようです。
〇e-私書箱と連携可能なネット証券会社
- SBI証券
- LINE証券
- SBIネオモバイル証券
楽天証券は対応していません。楽天証券はもうちょっと頑張ってください。
外国税額控除は難易度高め
最近は米国株投資をする人が増えてきたとはいえ、やはり母数が少ないためか、最近までどのように記載したらよいのかかを分かりやすく解説するwebサイトがありませんでした。SBI証券のwebサイトの記載は分かりやすいのですが、この方法だと配当を貰ったタイミングごとの支払通知書を確認し、記載せねばならず、手間が酷くかかります。米国は4半期ごとの配当なので投資対象数×4の枚数の支払通知書を確認し、合算する必要があります。対象の支払通知書を探すだけでも割と労力がかかります。
ウェルスナビwebサイト掲載の外国税額控除の記載方法がgood
しかし、最近youtube等を見ていると特定口座取引通知書の記載を基に外国税額控除の記載を解説する方を見つけてこれなら楽で良いな・・・と思っていました。ただ、何を根拠にしているのか分かりかねていたのでネットで調べてみると、ウェルスナビのwebサイトにて同様の内容で記載をしているものを見つけたので私も安心して特定口座取引通知書を基に外国税額控除を行おうと思います。ありがとうウェルスナビさん。
※ウェルスナビは米国株(ETF)のみの投資となるため、このやり方は投資対象が他国や複数国の混合スタイルの方だと異なる可能性があるので注意が必要です。