相続税の申告を自力でやってみた!税理士なしで乗り切るコツと注意点

節約
火焔熊
火焔熊

「相続税の申告=税理士にお任せ」が一般的ですよね。でも、いざ見積もりを取ってみると報酬額にびっくり。 「これ、自分でやれば数十万円浮くのでは……?」 そんな好奇心と節約志向から、私はあえて「自力での申告」に挑戦することにしました。

結果から言うと、「かなり大変だったけど、不可能ではない!」です。

自分で申告できるかどうかの判断基準

私が実際にやってみて感じた、「自分でできる人」の条件はこんな感じです。

  • 財産の種類がシンプル: 現預金、上場株式、自宅のみなど。
  • 遺産分割で揉めていない: 親族間でスムーズに話し合いが済んでいること。
  • 根気強く調べ物ができる: 国税庁のHPや手引書を読み解く気力がある。
  • 時間に余裕がある: 役所回りや書類作成に充てる時間が必要。

逆に、「広大な大地(評価が難しい土地)」や「未上場株」がある場合は、評価方法で資産額が変わるため、節税のためにも税理士さんに頼むのが正解だと感じました。

私が踏んだ「5つのステップ」

私は下記の5つのステップを踏んで作成をしました。電子申請も可能ですが、電子申請では個人の申請のみとなるため、相続人全員分の申請は一度にできないため注意が必要です。私は相続人全員の申請がしたかったので紙での申請を行いました。

  • 相続人の確定: まずは戸籍謄本を集めて家系図を整理。
  • 財産のリストアップ: 通帳、証券口座、固定資産税の通知書をすべて収集。
  • 財産評価: ここが一番の山場!路線価の計算など、国税庁のサイトと睨めっこ。
  • 遺産分割協議書の作成: 誰が何を継ぐかを書類にまとめ、全員の署名捺印をもらう。
  • 申告書の作成・提出: e-Tax、または税務署へ持参(私は念のため持参しました)。

やってわかった「自力申告」のメリット・デメリット

メリット

  • 数十万円の税理士報酬を節約できる
  • 亡くなった人の財産状況が詳しく把握できる
  • 達成感がすごい!

デメリット

  • とにかく時間がかかる(土日はほぼ潰れる)
  • 計算ミスによる追徴課税のリスクがある
  • 特例(配偶者の軽減など)の適用判断が不安

乗り切るための神ツール

  • 土地等の評価明細書作成コーナー
    土地及び土地の上に存する権利の評価明細書の作成で便利「e-tax」のページで作成できます(評価額のプリントも可能)
  • 国税庁 路線価図・評価倍率表
    路線価を調べる時に用います
  • AI相続
    相続の申告書の作成が可能。無料プランでもかなりできることが多いのでお勧めです。途中でやっぱりプロに任せようと思ったらプロにゆだねることも出来ます。

やり遂げて感じた最大の注意点

添付資料がとにかく煩雑で膨大!

 金融資産(預金、株)と自宅のみというシンプルな相続であっても、集めるべき添付資料は驚くほど多いです。「戸籍謄本」「残高証明書」「登記事項証明書」など、一度で揃わないこともザラでした。

ポイント: 添付漏れを防ぐために、国税庁のサイトにある「相続税の申告のためのチェックシート」を印刷し、手元でチェックしながら集めることを強くお勧めします!

期限(10ヶ月)の壁を舐めてはいけない

 「亡くなってから10ヶ月もある」と思いがちですが、書類集めと評価額の計算で一瞬で時間が過ぎます。自力でやるなら、最低でも申告期限の4〜5ヶ月前には動き始めるのがベストです。

まとめ:自力申告は「時間と根気」がある人におすすめ!

 税理士に頼まず自力で申告したことで、私は約50万円の節約になりました!

もちろん手間はかかりますし、書類のミスがないか最後までハラハラしましたが、しっかりと調べながら進めれば一般人でも完走できます。

「財産がシンプル」「親族仲が良い」「時間にゆとりがある」という方は、ぜひ一度自力での申告にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?(不安になったら途中で税理士さんに相談する選択肢もお忘れなく!)

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