
こんにちは!
最近、朝の通勤時に車でラジオを聴いていて、「えっ…何これ!?」 と思わず二度見(二度聞き?)してしまう出来事がありました。
今回は、浜松で体験したちょっと不思議で、最終的に「へぇ〜!」と納得したお話です。
朝の移動中、ラジオから流れてきたのは…
いつものように朝7時ごろ、車を走らせながらラジオを聴いていた時のこと。
その時間はノイズもなくクリアに聴こえていたのですが、午前10時ごろに再びラジオをつけてみると、ひどいノイズが……。
「あれ、電波が悪いな?」
そう思ってサーチモードで周波数を合わせてみると、スピーカーから聴こえてきたのは——
まさかのガッツリ中国語!!
NHKの中国語講座のような落ち着いた感じではなく、何やらテンション高く激しく歌を歌っているラジオ放送です。
「え、ここ浜松だよね…?」と一瞬パニックに
違法電波!? 発信元を探して浜北を奔走
あまりにもクリアに聴こえるので、「どこか近くから違法電波でも発信されているのでは…?」 と不安になりました。
気になりすぎた私は、発信元を特定しようと車で浜北周辺を走り回ってみることに。
しかし…… どこへ移動しても中華ラジオは止まることを知らず、しっかり聴こえ続ける!!
「何これ、どこから出てるの!?」「もしかしてヤバい事件や危険な集団の仕業…!?」と、走れば走るほど不安は増すばかり。これはちょっと一大事かもしれないと思い始めました。
モヤモヤが収まらず、行政相談コーナーへ!
どうしても気になったので、国の「行政相談コーナー」へ連絡して確認してみることにしました。
「地域で謎の中国語ラジオが聴こえるのですが、違法電波でしょうか?」と相談してみたところ……後日、総務省の静岡行政評価事務所から丁寧な返信が届きました!
実際の回答がこちらです👇
【総務省からの回答】
総務省の行政相談をご利用いただきありがとうございました。 総務省の行政相談は、国の行政機関や国が行うべき事務・事業に対する苦情や意見・要望を受け付け、相談者と関係行政機関との間に立ち、公正・中立的な立場から関係行政機関に必要なあっせんを行い、解決や実現の促進を図るとともに行政の制度及び運営の改善に生かしています。 さて、回答が遅くなりましたが、お寄せいただいた相談内容につきまして、東海総合通信局電波管理部調査課に確認したところ、(中国語のラジオ放送が行われているとのご相談の)原因は、この時期の気象条件によって、中国が放送しているFM放送が電離層に反射して日本でのFM周波数帯で聴取できるようになる自然現象であり、同様の問い合わせも多く寄せられているとの回答がありましたので、ご連絡します。 なお、詳細は、担当の東海総合通信局放送部放送課(052-971-9648)にお尋ねください。
総務省静岡行政評価事務所 行政相談課
電話:054-254-6451
FAX: 054-254-6513
謎の真相は「スポラディックE層」だった!
なんと!! 違法電波でも事件でもなく、季節特有の「自然現象」 だったのです!
気になって自分でも少し調べてみたところ、主に5月〜8月ごろにかけて「スポラディックE層(Eスポ)」と呼ばれる特殊な電離層が上空に頻繁に発生するそうです。
このスポラディックE層が、本来なら届かないはずの遠く離れた海外(今回は中国)のFM電波をまるで鏡のように反射して、日本の浜松まで届けていた…ということらしいのです。科学ってすごい!
まとめ
知識がない状態でいきなり車内で中国語の激しい歌が流れてきたときは本当にビックリしましたが、理由が分かってめちゃくちゃスッキリしました!
「同じような問い合わせがたくさん届いている」とのことだったので、私と同じように「えっ!?」と困惑した仲間がたくさんいたようです(笑)。
不安な気持ちに対して、迅速かつとても親切に調べて回答してくださった総務省の行政相談課の方にも感謝ですね。
もしみなさんも初夏の時期、ラジオから突然外国語が聞こえてきたら……それは事件ではなく、空からの「Eスポ」の悪戯かもしれません!


