相続で熊本阿蘇のど田舎の土地を相続したわけですが、正直土地もほとんど見たことないし、土地を貸している相手も見たことないので、ほんと困りました。こういう事は親の世代でちゃんとケリをつけるかちゃんとわかるような資料を残しておいてもらいたいものです。
熊本阿蘇の山林と宅地そして農地を相続
熊本阿蘇の土地については私は何も伝えられていないため、母に聞くも殆ど何もわからなかった。しょうがないので固定資産税の納付書を元に司法書士にお願いして私名義で登記を行った。登記するのに20万位取られた。大した価値の土地でもないのにやたらお金が取られてイラついた記憶。そして、この先も相続した土地は負の資産として大活躍する。
農地を貸した人がどんどんリタイア
農地については農業は高齢化が激しく、80近い年齢だったようでバシバシ離農し小作料の納入は減っていった。維持費が無ければよいが、固定資産税だけでなく土地改良とかいう所からバシバシ年間10万位持っていかれた。いらないので売却したいのだが、農地は農家にしか売れないためそう簡単に売る事も出来ず、この金食い虫に悩まされ途方に暮れた。
宅地を貸していた借地人Aのトラブル
また、宅地を貸している人が2世帯あった(それぞれ借地人AとBとする)のだが、借地人Aは父が健在の時から10年以上借地料が収められていなかったので、てっきり勝手に引っ越したと思っていた。どうやら住んでいたらしく突然その息子らしき人物から連絡を受ける。
借地していた本人が無くなったので、借地の返納と未払い分の借地料を支払いたいがどうしたら良いか?借地人Bに聞いて連絡先を知った。
突然借地料が途絶えて10年以上経っているので、こちらは居住していると認識していない。
それでは困る。契約書を見つけた。半年分の借地料を振り込んでおいた。こちらも定年をしており、あまりまとまったお金では用意できないし、借り続けることもできない。
・・・とりあえず、未払いの借地料についてはもう良いので、借地人Bに事情を説明してあなたの親が借りていた土地をその人に借りてもらえないか相談してもらえる?
相談したら、借りてくれそうだったから、引継ぎをお願いしときました。
わかりました。ありがとうございました。
借地人Bも適当すぎて不安だけどまぁ、いっか。
結局この借地人Bもトラブルを起こすのだけど。
借地人Bの近隣トラブル
元々、現在の借地者(前述のもう一人の借地人)は適当な人で、借地料のも気が向いたときに突然現金封筒で送りつけてくるタイプの人間で、あまりまともそうな人では無かった。ちなみに借地人Aの家はぶち抜かれて母屋の屋根を雨よけに転用した車庫になっていた。
そしてある日突然、実家の近隣住民からの電話。
あなたの土地を貸している借地人Bさんだけど、ルールを守らないで好き放題やっていて近隣住民が皆困っている。追い出してくれないか?
借地権というのは非常に強い権利であって私から立ち退きを要求する事は出来ない。
本当に困っている。
早く追い出してほしい。そっちだって借地人Bさんで困っている事あるでしょ
借地人Bは借地料について滞ることがしばしばで困っているのは事実だが、借地権は非常に強い権利であり、貸主も立ち退きを強制できない。そもそも、追い出したとして年間の借地料は誰が補填してくれるのか
悪いようにはしないから、こっちに任せてくれ
あぁ・・・、一番任せちゃいけない奴だ。
そもそも、追い出せないって言ってるのにこの人は話聞いてないなぁ・・・。
実際借地人Bは親父が生きていた時から借地料の支払いが度々滞っているような人物なので、色々近隣住民に迷惑をかけているのは事実なのだろう。ただ、相談する相手が間違っている。本人相手に裁判するなりなんなりしてほしい。私は借地人Bの保護者では無い。
爺さんの遺骨が未埋葬であることを母から告げられる
東日本大震災から数年後、しばらく遺骨は家で保管していた減父の遺骨をさすがにそろそろ埋葬しようかと家族に話した時、母から衝撃的なカミングアウトをされる。「おじいさんの遺骨まだ埋葬してないねん。」何言ってんだ?と思った。爺さん死んでから20年近くたっているぞと。そもそも遺骨は何処にあるねんと。母曰く遺骨は実家(熊本県)の実家近くの寺に預けていると。
父が亡くなった際にその寺に行ったじゃん。その時に言ってよ。ホント・・・勘弁してよ。
祖父の遺骨を引き取り父の遺骨と一緒に三方原に埋葬
文句を言ってもしょうがないので熊本阿蘇へ行き、円通寺にて祖父の遺骨を受け取った。帰りは飛行機を使ったはずなのだけど、事前に話しておけば特に問題は無かった記憶。まぁ、さすがに観光もした。
父と祖父の遺骨は三方原の納骨堂に埋葬した。一人12万円位で永代供養できるとの事だったので2人で24万円で埋葬してもらった。母名義で行ったが、母は特に何もしていないのは言うまでもない。